F様邸の新築外構工事をご紹介します。

今回の外構工事では、敷地境界の土留めから車寄せ、ガレージ建設、門周り、そして家周りの整地など、すべてを当社で施工させていただきました。

道路と家には大きな高低差があるため、西・南側・北側に普通ブロックを積んで土留めをし、家周りをフラットに整地しました。
境界にしっかりと土留めをすることで、外回りが使いやすく、また有効面積も広くなります。

間口は広く取り、門に向かって車寄せのスロープを造成しました。敷地奥まで段差なく土間コンクリートを打ち、刷毛引きで仕上げました。
タイセイのエキスパンジョイント「エキスパンタイ」グレーを使い、コンクリートのひび割れを防止しています。

駐車場の手前にYKKAPのアップゲート「ルシアス2型・ワイド」のアルミカラーを設置し、家周りをクローズドにしました。
跳ね上げ式のカーゲートは、駐車場の間口を広く使うことができます。

車寄せから玄関へ向かう階段アプローチは、蹴上げ部分にユニソンの自然石「ピンコロ90」ランダムグレーを使い、踏面を四国化成「リンクストーンF」ニュー象牙で舗装しました。
段差の無いアプローチは歩きやすく、天然石を使った洗い出しは自然な印象を与えてくれます。

門柱はユニソンの化粧ブロック「プレストンウォール」を積み、笠木は「エミリーボーダー」を合わせて落ち着きのあるナチュラルな印象にしました。
門柱にはパナソニックの門袖灯、美濃クラフト「ステンレス表札」、パナソニック「サインポスト」を取り付け、機能的に。
両開き門扉は三協アルミ「マイリッシュS2型」アーバングレーを合わせました。

土留め擁壁の普通ブロックの上にユニソンの化粧ブロック「ジャスティ」オータムブラウンを積みたし、YKKAPの「シンプレオフェンス」プラチナステンを取り付けてしっかりとクローズドしています。

門柱横には花壇を設け、ジャスティの色をアースベージュにして変化を付け、同様にシンプレオフェンスを取り付けました。
F様邸の家の周りは田畑が広がり、イノシシが出没するため、門扉やフェンスで家周りをしっかり囲い、イノシシが侵入を防いでいます。

門の内部のアプローチは、大きなスクエア形状をピンコロ石で縁取り、内部をリンクストーンFで舗装。リンクストーンは色をセロジネに変え、落ち着きのあるアプローチを演出しました。

アプローチと建物周りは既存土を鋤取り後に整地し、真砂土を入れて敷き均して仕上げ、ナチュラルな印象にしました。

建築申請が必要な家の大きさ並の本格的なガレージの施工には、様々な注意が必要です。F様のガレージ工事では、配筋検査を行いました。
これは建築物の安全性を確保するための検査で、鉄筋の配置や結束が設計通りに行われているかを確認します。

大型のガレージは家の建築と同様に、しっかりとした基礎が必要となります。
配筋はガレージが完成してしまうと見えなくなりますが、基礎はガレージ建設にとって大変重要な部分であり、きちんと確認することが大切です。

ガレージは「イナバ倉庫SNG」です。
頑丈さでは定評のあるイナバのガレージは、耐力試験をクリアした軽量鉄骨ブレース構造により、しっかりとした構造体を作っています。

今回の工事では、敷地全体の土留めやスロープの土間、また大型のガレージなど土木から建設までを含む、大きな工事となりました。
工事全体を通して常に安全性を確保し、かつ丁寧な仕上がりを目指しました。
このように、土木からガレージなどの建設、そしてエクステリア製品の施工や造園まで、幅広く工事を行っております。
どんなことでも、どうぞお気軽にご相談ください。